概要
猫又(ねこまた)は長年生きた猫が化けた妖怪である。
形態
尻尾が2股に分かれた猫の姿をしている。
特徴
- 人間のように直立して2本足で歩くことができる。
- 変身能力があり、特に人間の女性に化けることが多い。これは猫の性格が人間の女性によく似ているからだという。ただし、たいていの場合変身は不完全で、耳と尻尾が残ってしまう。
- 猫又になって年月を経ると次第に強力になる。最初は踊ったり喋ったりする程度だが、最終的には死体を操ることができるようになるという。
参考文献
- 多田克己「幻想世界の住人たちIV」(2012) p.433-437