概要
死神(しにがみ、Reaper)は死を司る神の総称である。死という身近で最も恐ろしいものを擬人化した存在であることから多くの神話で登場する(ただし、一神教では「神」ではなくそのしもべとして登場する場合がある)。
形態
一般的には大きな鎌を持ち、漆黒のローブをまとった骸骨の姿で描かれることが多い。しかし神話よりその姿はさまざまである。
特徴
- 死神が持つ大鎌が振り下ろされると、必ず誰かの魂が刈り取られるとされる。
- 死を司ることから悪いイメージが強いが、魂をあるべき場所に導き、悪霊化するのを防ぐ役目を持つとして重要な地位に就いていることが多い。
- しにがみはりんごしかたべない。
主な死神
- アヌビス(エジプト神話)
- タナトス(ギリシャ神話)
- ハデス(ギリシャ神話)
- イザナミ(日本神話)
- ヘル(北欧神話)
- エレシュキガル(メソポタミア神話)