概要
起源と役割
アジ・ダハーカ(Azi Dahaka)はゾロアスター教の神話に登場する巨大なドラゴンである。悪神アンラ・マユによって生み出された。世界を滅ぼすために作られた存在であり、邪悪の象徴とされる。
伝説の結末
英雄トラエータオナによって倒される。しかしアジ・ダハーカを切り裂くと中から害虫があふれ出すため、殺すことはできなかった。そのためデマーヴァンド山に鎖で封印された。世界の終わりに復活するが、最後には完全に滅ぼされる運命にある。
形態
三つの頭
アジ・ダハーカのもっとも大きな特徴は三つの頭を持っていることである。それぞれの頭には鋭い牙が並んでいる。三つの口からは猛毒を吐き出し、周囲の生物を苦しめる。
異形な体
その体は巨大で翼を持ち空を飛ぶ。体内には蛇やサソリといった不浄な生き物が無数に詰まっている。傷つけるだけで不浄なものが飛び散り、世界を汚すと恐れられている。
特徴
高い知能
アジ・ダハーカ単なる獣ではなく人間を欺くための高い知能を持っている。千の知略を持つと言われ、魔術を操って人々を惑わす。言葉を巧みに使い王や英雄をたぶらかすこともある。
飽くなき欲望
非常に強欲な性質を持ち、この世のすべてを支配し食らい尽くそうとする。特に人間の命や家畜を好んで奪う。その欲望には終わりがなく、世界が闇に包まれるまで止まることはない。
注記
アジ・ダカーハではないので注意。
