概要
ベヒーモス(ベヒモス、behemoth)は旧約聖書に登場する巨大なモンスターである。同じく旧約聖書に登場するリヴァイアサンと対をなす存在だとされる。また、その食欲から時として貪欲な悪魔の一種として描かれることもある。
形態
とびぬけて巨大な体躯を持つ。陸生のモンスターとしては最大級の大きさである。
特徴
ベヒーモスは動く筋肉の山のような存在であり、とてつもない怪力と分厚い皮膚を持つのが特徴である。きわめて食欲が旺盛で一日で山一つ分の生物を平らげてしまうと言われている。このことからしばしば七つの大罪の「暴食」の象徴とされることがある。
性格は温厚であり戦いは好まない。陸上においては天敵もいないため、戦う姿を見ることはまずないだろう。しかし無害というわけではなく、その食欲と巨大さから里山への被害が懸念されている。
伝説
伝説では、終末が訪れ陸と海が一つになるとき、リヴァイアサンと死闘を繰り広げることになると言われている。