概要
ヨグ=ソトース(Yog-Sothoth)は、クトゥルフ神話に登場する外なる神の副王である。「門にして鍵」「全にして一、一にして全なる者」などとも呼ばれる。「窮極の門」を超えた場所に鎮座する、時空の制約を一切受けない神として知られている。
形態
虹色に泡立ち続ける、途方もなく巨大な不定形のモンスターである。
特徴
- 時空の法則を超越した神であり、すべての時間と空間に存在している。
- 過去・現在・未来はすべてヨグ=ソトースの中では一つであり、宇宙の全存在がヨグ=ソトースの認識に含まれているといわれる。そのため宇宙のあらゆる情報を知っているのではないかともいわれている。
- 実体を備えた神であるが、一方でヨグ=ソトースそのものが一つの概念であり現象でもあるという特異な存在となっている。
参考文献
- 森瀬綾「図解クトゥルフ神話」(2010) p.18-19