概要
ルシファー(Lucifer、またはルシフェル)はキリスト教の悪魔である。その名は「明けの明星」を指し、皮肉にも「光をもたらす者」という意味を持つ。七つの大罪では「傲慢」を司る。
元は神に次ぐ地位にいた熾天使(してんし、Seraph)であったが、神の座を奪おうとして反乱を起こし、結果として敗北して堕落したとされる。堕天使となった後のルシファーは魔王サタンと同一視されることもある。
形態
美しい容姿である。体は人間の姿とほぼ同じで、背中にコウモリのような大きな翼を1対もつ。
特徴
- ルシファーが神に反乱を起こした理由は諸説あるが、自分は神を超えられるという傲慢によるものという説が一般的である。
- 強大な力とカリスマを併せ持っており、反乱の際は多くの天使を味方につけた。堕落してからも共に堕落した堕天使たちに慕われていたが、エデンを偵察した際に卑怯な行動をとったため仲間から失望され、姿を消すこととなる。