百々目鬼(どどめき、どうめき)

百々目鬼(どどめき・どうめき)
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概要

百々目鬼(どどめき、どうめき)は日本の伝承に伝わる女の妖怪である。かつて盗みばかりを繰り返していた女がその報いを受けて妖怪になった姿とされる。他人の金をくすねる「浮き名」が「腕」に現れたことが名前の由来に関係している。

遭遇する場所

主に人気のない村の外れや古い街道に出没する。元は人間であるため人里に近い場所に現れることが多い。夜道を一人で歩く者を狙って姿を見せると言われている。

形態

腕に浮かぶ無数の瞳

最大の特徴は両腕をびっしりと覆い尽くす無数の目である。この目は鳥の目のような鋭い光を放つ。元々はこの目が盗んだ「鳥目(当時の貨幣)」の化身であると考えられている。

外見の印象

一見すると普通の若い女の姿をしている。しかし袖をまくり上げると異様な数の瞳が不気味に動く。その姿を見た者は恐怖で身をすくませてしまう。

特徴

盗みの報い

百々目鬼の瞳は盗品が体に染み付いた呪いのようなものである。一度この姿になると簡単には人間に戻れない。自分の罪が可視化された無残な成れの果てといえる。

瞳の能力

腕にある無数の瞳はあらゆる方向を同時に見渡すことができる。死角が存在しないため近づく者をすぐに察知する。またこの瞳から怪しい光を放ち相手を威嚇することもある。